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授業No.028「いっぱいの命に守られて生きること。」 その2

前回に引き続き授業No.028「いっぱいの命に守られて生きること。」
のご報告です。
2日間にわたって行なわれた授業の1日目の9月10日(木)の様子をご紹介します。

1日目は小学校の植物からとれる染料作りの準備を行ないました。

12:55授業開始
植物を採集をするため小学校のグラウンドに集合しました。
はじめに辛島先生からご挨拶がありました。
7班に分かれ、1班につき1種類の植物を採集しに出発です!
(この時に、植物を染料にすることは子ども達には秘密で、
明日の授業で使うということだけお話しました。)



これが北豊ケ丘小学校の地図です。
地図には採集する植物の場所と、植物の名前が書いてあります。


地図の記す場所に向かうと
目印のプレートを発見できます。


班に一枚渡された45リットルのポリ袋いっぱいに植物を採集します!




砂やホコリのついている葉はキレイに洗います。


13:30授業終了
採集した葉を細かくハサミで切ってこの日の授業は終了です。


7月に小学校を訪問した際に、辛島先生は小学校の緑の豊かさに驚いていました。
「この自然林を使わない手はないでしょう!」ということで、
植物の命から色をもらう植物染料を行なう事になりました。

小学校を歩き回り、優秀な染料といわれているドウダンツツジ、
上手く染まるか分からないものの子ども達にも親しみのあるソメイヨシノとカキ、
学校樹であるユリノキと植物が決定しました。
しかし、小学校に訪問したのは7月中旬!季節により変化する植物達が、
9月にどうなっているか心配されましたが、川原先生のご協力もあって
無事に7種類の植物が決まりました。



子ども達が採集した小学校の植物はどんな色になるのでしょうか?


9月11日(金)は採集した植物と、蚕で「いっぱいの命に守られて生きること。」
を学びます。お楽しみに!
つづく

(森)

Posted by 出前アート大学 10:44  

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