授業No.027「じぶんの地球をつくろう!」開催
2009年7月10日金曜日
先日、村山市立袖崎小学校(山形県)で開催した授業のご報告です。
対象は3年生13名・4年生7名の計20名です。講師は彫刻家の天野裕夫氏('78本学大学院彫刻学科修了)です。現在、工芸学科客員教授をされています。
今回の授業では、素材となる石の質感や存在感を大切にして、石とねん土を組み合わせた作品に取り組みます。石と対話しながら、児童がそれぞれの世界を表現しました。
第1日目 7月1日(水)13:40~14:25
作品とする石を集めるため、屋外に集合して授業開始です。「石を探し出すというよりは、自分へ語りかけてくるような石との出会いを探しましょう。」と天野先生からお話しがありました。
児童が集めた石について、天野先生からアドバイスをもらっているところです。石をよく観ると、丘陵に見える凹凸や、生物を思わせる模様がありました。先生のアドバイスを聞くと、そこには地球の縮小世界があるように見えてきました。
石を洗う場所へ移動し、ねん土がくっつきやすいように、表面の泥を水で流しました。細かいすき間は歯ブラシでこすります。

翌日使用する図工室へ石を運んで第1日目はおしまいです。制作では授業前にお知らせをして持参してきてもらった石と、先ほど集めた石の両方を使います。

第2日目 7月2日(木)8:35~9:20
はじめに天野先生の作品についてレクチャーをしていただきました。ダイナミックな作品に歓声があがっていました。
9:25~9:45
制作のデモンストレーションです。ねん土と道具の使い方をアドバイスしていただきました。細部の調整には先を削った割ばしを使います。自分の好きな形に削れるので便利ですが今回はあらかじめ削ったものを用意しました。
9:45~12:15
いよいよ制作です。まず、ねん土がくっつきやすいように水をふくませたスポンジで石を湿らせます。
ねん土はいっぺんに使わずに、石の存在感を生かしながら少しずつ使います。


小学校の土をまぶして装飾します。ねん土の吸着性を利用して、ねん土と石の色味を近づけてなじませるのがねらいです。 土は小学校の先生に集めていただきました。
石の特長を生かしたユニークな作品ができあがりました!
対象は3年生13名・4年生7名の計20名です。講師は彫刻家の天野裕夫氏('78本学大学院彫刻学科修了)です。現在、工芸学科客員教授をされています。
今回の授業では、素材となる石の質感や存在感を大切にして、石とねん土を組み合わせた作品に取り組みます。石と対話しながら、児童がそれぞれの世界を表現しました。
第1日目 7月1日(水)13:40~14:25
作品とする石を集めるため、屋外に集合して授業開始です。「石を探し出すというよりは、自分へ語りかけてくるような石との出会いを探しましょう。」と天野先生からお話しがありました。
第2日目 7月2日(木)8:35~9:20
はじめに天野先生の作品についてレクチャーをしていただきました。ダイナミックな作品に歓声があがっていました。
制作のデモンストレーションです。ねん土と道具の使い方をアドバイスしていただきました。細部の調整には先を削った割ばしを使います。自分の好きな形に削れるので便利ですが今回はあらかじめ削ったものを用意しました。
いよいよ制作です。まず、ねん土がくっつきやすいように水をふくませたスポンジで石を湿らせます。
13:40~14:25
みんなの作品発表会です。1人ずつ前に出て作品のタイトルや感想を発表しました。天野先生からコメントもいただきました。
石の特長を生かしたユニークな作品ができあがりました!
松田教頭先生、3年生担任の長瀬淳子先生、4年生担任の奥山優子先生、保護者の方をはじめ、袖崎小学校の皆さま、準備から当日まで本当にお世話になりました。皆さまのお力添えがあって開催することができました。ありがとうございました。
(泉谷)
Posted by 出前アート大学 18:33
カテゴリー: No.027村山市立袖崎小学校