No.040 「みんなで文字文字しちゃおう」ご報告!
2012年2月9日木曜日

横浜市立鴨志田第一小学校にて2月7日(火)に5年生48名を対象に、
「みんなで文字文字しちゃおう」という授業を行いました。
講師をしてくださるのは、デザイナーの大日本タイポ組合の秀親さん('93グラフィックデザイン専攻卒業)と塚田哲也さん('93グラフィックデザイン専攻卒業)です。
授業では3〜4人が1グループとなり、自分たちのカラダと身近なモノを組み合わせて、影絵で文字をつくりました。
できあがった文字はそのつど写真に撮り、最後にグループごとに発表も行いました。
文字のかたちを観察したり、文字づくりに必要なものを探したり、つくった文字がその文字に見えるか考えたり、友達がつくった文字が何か想像したりしながら、文字をつくりだすことを楽しむ授業です。
その様子をご報告します!
ユニット名の由来の「タイポ」は「タイポグラフィー」=「文字」を意味し、文字を使ってさまざまなモノをデザインしています。
組み合わせかたによって、ひらがな、カタカナ、アルファベットと違った文字で同じ意味を表現できるバズル「TOYPOGRAPHY(トイポグラフィ)」や、漢字が罫線になっているノートなどが紹介されました。
今日はグループごとに自分たちのカラダと学校にある備品や家から持ってきた形の面白いモノを組み合わせて、影絵で文字をつくります。
「し」「つ」などの一筆で書ける文字に比べ、「ぬ」「め」「あ」などは画数が多い上に隙間やまるみもあり、なかなか難しそうです。
あたったグループはどうやって文字を作るか皆で知恵を出し合いました。
寝っころがってみたり、カラダを曲げてみたり、モノを組み合わせたりと、スクリーンにうつる影を見ながら工夫を重ねました。
最初に講師が面白い文字をつくるヒントを紹介しました。
児童が家から持って来た、ウクレレ、洗濯ハンガー、ラケット、曲がる鉛筆など、形の面白いモノたちは、積極的に貸し借りすることになりました。
ヒントをもとに、さっそく実践です。OHPフィルム投影機に置く場所によっては、モノが宙に浮いているようにも見えることを発見した児童たち。「た」「か」や濁音の点に使うそうです。
「今日できた文字は、友達と一緒につくったものも、
それぞれに素晴らしいものができたと思います。」
と講師の二人からお話がありました。全身を使い、友達と協力し、それぞれのこだわりやアイデアが形となった文字の数々。自分たちでつくったオリジナル文字を、ぜひ使ってくださいね。
授業の実施にあたり、横浜市立鴨志田第一小学校の持丸隆一校長先生、河村真澄副校長先生、5年1組の土井茂先生、5年2組の伊藤さゆり先生、5年生付きの宇留間亮輔先生、本学卒業生でもある小川望先生('07 情報デザイン学科デザインコース卒業)をはじめとする先生方に、多大なご理解とご協力をいただきました。
授業運営にあたりましては、
永原康史さん(本学情報デザイン学科デザインコース教授)、矢野英樹さん('94 二部デザイン卒業・本学情報デザイン学科デザインコース講師・校友会理事)、記録用写真撮影に森英嗣さん('91 グラフィックデザイン専攻卒業)、アシスタントスタッフの伊東友子さん(院デザイン1年)、平林美穂さん(情報デザイン学科デザインコース4年)、赤桐舞さん(デザイン学科4年)、黒地秀行さん(情報デザイン学科デザインコース3年)、野澤未帆さん(情報デザイン学科デザインコース3年)、李澤輝さん(情報デザイン学科デザインコース3年)に温かく力強いサポートをいただきました。
取材いただいた朝日新聞(神奈川県)は2月8日(水)朝刊に掲載されました。

引き続き、神奈川新聞は2月20日(月)または27日(月)に、雑誌デザインノートは3月号または5月号に掲載される予定です。
こちらも決定しましたら告知いたします。
是非楽しみにしていてください。
そして、多くの保護者はじめ見学者の方々にお越しいただき、皆様のご協力のもと、無事に授業を終えることができました。
ありがとうございました。
(飯田)
Posted by 出前アート大学 17:38
カテゴリー: No.040横浜市立鴨志田第一小学校
No.041埼玉県坂戸市立南小学校
2012年2月2日木曜日
今年度、最後の授業は2012年3月9日(金)に
埼玉県坂戸市立南小学校6年生38名を対象に
授業タイトル「五重奏を描こう」を行います。
講師は植原亮輔氏(アートディレクター・クリエイティブディレクター/'97染織卒)、
渡邉良重氏(アートディレクター・デザイナー)、阿部海太郎氏(作曲家)の3名です。
準備の様子を今後ブログにてご紹介ていきたいと思います。
どんな授業になるかいまから楽しみです!
講師の方々のプロフィールをご紹介いたします。
*写真左より、植原氏、渡邉氏、阿部氏
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講師プロフィール
●キギ 植原亮輔・渡邉良重
植原は北海道生。'97多摩美術大学染織デザイン卒業後、DRAFT CO.,LTD.に15年間勤務。
渡邉は山口県生。山口大学卒業後、’86年よりDRAFT CO.,LTD.に25年間勤務。
二人は、アートディレクション(PASS the BATON、une nana cool、caslonなど)、
D-BROSのプロダクトデザインの仕事、作品制作等で共同制作を多く手掛ける。
2003年に二人が手掛けたD-BROSのビニール製のフラワーベース「hope forever blossoming」は、世界の主要ミュージアムショップ等で販売され、現在シリーズ10作目が販売されている。
2011年D-BROSは品川駅に初のショップをオープンし、二人はそのコンセプトワークや商品開発に携わった。
「時間の標本」展を東京・清澄白川にて開催(2008)。
植原は、年間通してグラフィックを手掛けるTHEATRE PRODUCTSの仕事で
’09年第十一回亀倉雄策賞を受賞。
渡邉は独自の世界観でリトル・モアより絵本「BROOCH」「UN DUEX」を出版。
「BROOCH」は、世界の主要コンペティションにおいて高い評価を得ている
(ONE SHOW・GOLD NY ADC・GOLD)
二人は共に長年勤めていたDRAFTを退職し、2012年1月(株)キギを設立。
独立後もDRAFT、D-BROSとの仕事を継続しながらも新しく独自の活動を拡げていく。
●阿部海太郎(作曲家)
1978年生まれ
2003年東京藝術大学大学院音楽研究科修了
2004年パリ第八大学第三課程留学
作曲家。演奏活動のほか、舞台、映画、CFなどの音楽制作にも積極的に取り組む。
THEATRE PRODUCTSのファッションショーの音楽、D-BROSとのコラボレーション、
ソフィーナ・ボーテCF(08年~10年)の音楽、蜷川幸雄演出の彩の国シェイクスピア・シリーズ(『アントニーとクレオパトラ』『じゃじゃ馬ならし』『ヘンリー6世』『冬物語』『から騒ぎ』『リア王』)の音楽などを手がける。07年アルバム『パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地』発表。08年『SOUNDTRACK for D-BROS』を発表。
(森)
Posted by 出前アート大学 10:18
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No.040 横浜市立鴨志田第一小学校 事前ミーティングを行いました!
2012年1月26日木曜日
No.040 横浜市立鴨志田第一小学校の授業のタイトル・日程をご案内いたします。
授業タイトル:「みんなで文字文字しちゃおう」
授業日:2月7日(火)1〜6時間目(8:50〜15:15)
場所:横浜市立鴨志田第一小学校 体育館・視聴覚室
対象:5年生 48名(男子21名/女子27名)
(イラスト:大日本タイポ組合 塚田哲也さん作)
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1月23日(月)に、NO.040横浜市立鴨志田第一小学校の授業「みんなで文字文字しちゃおう」の事前ミーティングを、上野毛キャンパスで行いました。
メンバーは、大日本タイポ組合の秀親さんと塚田哲也さん、学生スタッフ6名、出前アート大学スタッフ6名です。
自己紹介、校友会や出前アート大学の活動紹介の後、大日本タイポ組合さんの作品をご紹介いただきました。
その後、授業内容や当日の動きを確認し、実際にシュミレーションを行いました。
今回は影絵で文字をつくります。
詳細は秘密のため、これ以上お伝えできませんが、
講師の塚田さんが描いてくださったイラストから、どんな授業になるか想像してみてください。
鴨志田第一小学校のみなさま、どうぞお楽しみに!!
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講師の大日本タイポ組合さんの展覧会のご案内です。
日本科学未来館メディアラボ「字作字演」
日程:2012年2月1日(水)~6月25日(月)
時間:10:00 〜 17:00(入館は閉館30分前まで)
場所:日本科学未来館 東京都江東区青海2-3-6
http://www.miraikan.jst.go.jp/
問い合わせ:03-3570-9150
ぜひお出かけになって、文字の楽しさを体感してください!
(佐藤)
Posted by 出前アート大学 9:07
カテゴリー: No.040横浜市立鴨志田第一小学校
講師の展覧会ご案内
2012年1月10日火曜日
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
出前アート大学No.034で講師をしてくださった岡典明さんの
新年最初の個展のご案内です。
~Happy Talk~
日程:2012年1月10日(月)~ 1月21日(火)
時間:11:30-19:00(最終日〜18:00)日曜休廊
場所:藍画廊 東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル2F
WEB:http://homepage.mac.com/mfukuda2/index.html
寒いですが、天気が良い日が続いております。
ぜひお出かけください。
(佐藤)
Posted by 出前アート大学 16:23
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No.039藤沢市立善行小学校「しんぶんかいじゅう」
2011年11月29日火曜日

藤沢市善行小学校にて11月24日(木)に1年2組27名の児童を対象に、「しんぶんかいじゅう」という授業を行いました。
講師をしてくださるのは、造形作家の関口光太郎さん('06 彫刻)です。
今回の授業では、事前授業で「こんなかいじゅうがいたらいいな」というテーマで児童が描いた27匹のかいじゅうを、関口先生が組み合わせて1匹の絵にしました。
それをもとに新聞紙とガムテープを使って大きな大きな「善行ドラゴン」をつくりました。
「あまりにも大きい」「あまりにもたくさんある」といった「過剰性」をキーワードに講師の世界観に触れると共に、絵が立体になることで夢を実現させることを味わい、
大きな立体をつくることを通して、圧倒的な量の新聞紙はじめ素材を体感する授業です。
その様子をご報告します!
出前アート大学No.039「しんぶんかいじゅう」
講師:関口光太郎 氏(造形作家・本学'06 彫刻卒業)
日時:11月24日(木)8:40〜13:55
場所:藤沢市立善行小学校 視聴覚室 コモンスペース
(1時間目) 講師作品紹介
視聴覚室に集まった児童が大きな声で講師の名前を呼ぶと、彫刻作品「海がすきな男」を抱えた関口先生が登場しました。まるで生きているような「海がすきな男」の鋭い視線に、児童は少し緊張気味です。「海がすきな男」も先生の傍らに座って授業を聞きました。
最初に作品紹介を行いました。作品は新聞紙とガムテープでできていること、大きな作品をたくさん作っており、高さ4メートルを越える作品では、展示の会場でクレーンを使って組み立てたそうです。
次に事前授業で「こんなかいじゅうがいたらいいな」というテーマで児童が描いた絵が
発表されました。空を飛ぶことができたり、身体の色がカラフルだったり児童が自分でつけたかいじゅうの名前も1匹1匹とても個性的です。


続いて27匹のかいじゅうを、関口先生が組み合わせて1匹に描いた「善行ドラゴン」が発表されました。
関口先生が紙芝居を使って、善行ドラゴンを紹介します。
善行ドラゴンは江ノ島の海に住んでいて、空を飛びます。
今日は、善行小学校へ空を飛んでくるそうです!
ですが善行ドラゴンは長い間水から出ることができないそうです。そこで、関口先生が用意したコモンスペースの新聞紙の海へ、みんなで移動することになりました。
コモンスペースに着いたら、担任の森先生が紙芝居の続きを読み始めます。
善行ドラゴンの後には、いもむし鬼という子どもを食べてしまう悪い虫が追いかけてくるそうです。
と、その時、森先生が二階の窓を指さします。
そこには、「いもむし鬼」がいるではありませんか。児童の間から悲鳴があがります。どうやらこちらに向っている様子です。
児童はいもむし鬼に気づかれないよう、静かに新聞紙の海に隠れました。
「悪い子はいねかー!!我輩は、いもむし鬼だ!善行ドラゴンが、小学校へ行くと聞いて、ついてきた。先回りして、子どもを食べにきたぞー!だれもいないなー。よし!5時間目にまた来よう!」
いもむし鬼が行ってしまうと、新聞紙の海から児童が顔をだします。
いもむし鬼が去って、関口先生が帰ってきました。「善行ドラゴンは、強いです。いもむし鬼を、追い払ってくれます。みんなで、さっきのいもむし鬼より大きな大きな善行ドラゴンを
5時間目までにつくりましょう!」
9:25〜10:15(2時間目) 善行ドラゴンづくり(全体の肉付け)
善行ドラゴンの制作が始まりました。新聞紙を何枚かあわせてまるめ、ガムテープで巻いてとめ、大きな塊を作ります。
この塊を木の角材でできた善行ドラゴンの骨組みにガムテープでとめていきます。今回は布ガムテープを使うため、児童が手でテープを切ることができるのかと心配していましたが、最初はおぼつかない手つきの児童も回を重ねる度にどんどん上手になっていきました。
友達と協力しながら、作業は進んでいきます。
あっという間に30分後には、骨組みが見えないほど肉付きのよいかいじゅうが出来あがりました。
この後、関口先生の描いた善行ドラゴンの絵を見ながら、足や背中のトゲなど細かい部分を作り、身体に貼りつけていきました。
10:35〜11:15(3時間目) 善行ドラゴンづくり(模様つけ)
今度は茶色の布ガムテープの上に、色ガムテープやカラーマスキングテープを貼って、善行ドラゴンの身体に模様をつけていきます。
とてもカラフルな善行ドラゴンに変身しました。
11:25〜12:00(4時間目) 善行ドラゴンづくり(仕上げ)
続いては、ドラゴンの背中に乗せたいものを作ります。
新聞紙に色ガムテープを使い、ハンバーガーや果物、アルパカや猫、卵が入った箱など、思い思いのものが完成しました。
13:10〜13:55(5時間目) 発表会
完成した全長約4メートル、高さ約2mの大きな大きな善行ドラゴンをみんなで鑑賞しました。
ドラゴンの背中には、食べ物や動物など、さまざまなものがたくさん乗っています。
両耳には、携帯電話もついていましたよ!
「そういえば・・・」と関口先生。
「いもむし鬼が5時間目にもう1回来ると言っていました。パトロールに行ってきます!」
関口先生がいない間、森先生と児童はいもむし鬼が来た時に備え作戦を練ります。
節分の鬼退治のように新聞紙で豆を作り、善行ドラゴンの後ろに隠れて待つことになりました。
しばらくすると、声が聞こえてきました。
「悪い子はいねかー。」再び現れたいもむし鬼にむかって、児童がいっせいに豆をなげました。
すると、いもむし鬼が泣いてしまいました。
森先生がおにぎりを差し出し言いました。
「いもむし鬼、子どもを食べるのは止めなさい。おにぎりの方がおいしいよ」
「ごめんよー、子どもを食べるのは止めて、おにぎりにするよ。
ほんとうは皆と仲良くしたかったんだよ」
みんなと握手して仲直りしたいもむし鬼は、手をふりながら江ノ島に返って行きました。
そして、いもむし鬼と入れ違いに、関口先生がパトロールから戻ってきました。
肝心な時にいない関口先生に、いもむし鬼は本当は関口先生なのでは?という声もあがりました。
これはいずれの日にかまた、いもむし鬼と会って確かめられるとよいですね!
完成した善行ドラゴンは、関口先生の動物の作品や原画、紙芝居とあわせ、12月13日(火)までコモンスペースに展示され、先生方、保護者、他の学年やクラスの児童が見られるようになっています。
限られた時間の中で、大人顔負けの大きなドラゴンを作りきる1年生のパワーに、圧倒されっぱなしの一日でした。善行ドラゴンといもむし鬼のストーリーの中で、空想と現実とを自由に行き来したり新聞という素材やその圧倒的な量を体感する、そんな楽しい時間になったのではないかと思います。
授業の実施にあたり、藤沢市立善行小学校の本川久子 校長先生、三橋雅幸 教頭先生、1年2組担任 森はるか先生、由川聡子先生をはじめとする先生方に、多大なご理解とご協力をいただきました。
授業運営にあたりましては、講師アシスタントとして構想の段階から授業チラシ、キャプション制作にもご協力いただいた関口希望さん('06 油画卒業)、記録用写真撮影に森英嗣
さん('91 GD卒業)、アシスタントスタッフの山本 悠さん(油画4年)、井口 信さん(日本画3年)、鈴木夏海さん(日本画3年)に温かく力強いサポートをいただきました。そして、多くの保護者の方々にお越しいただき、皆さまのご協力のもと、無事に授業を終えることができました。
また、授業の材料として新聞紙をご提供いただいた毎日新聞 善行販売所、産経新聞 善行販売所の皆様、誠にありがとうございました。
(飯田)
Posted by 出前アート大学 11:38
カテゴリー: No.039藤沢市立善行小学校




