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かるたdeポスター!2日目リポート

7日に行われた、けやき小学校2日目の授業をリポートします!
2日目のスタッフは、関口先生、スタッフの江畑さん、金子さん、担当理事の末房理事、撮影の津田幹事、向田幹事、事務局の中井、栗原、田中の9名です。
スタッフは、開始時間の2時間前に小学校に入り、準備をしました。
ポスター120枚を貼る作業があったためです。
今回、ポスターは、児童30人×2種類(文字札と絵札)×2サイズ(B2とB3サイズ)=120枚制作しました。
<B2サイズ>は講評会用にギャラリーに、<B3サイズ>はポスターとして機能させるために学校内に貼ります。


まずは、ギャラリーにB2サイズのポスターを貼っていきます。
畳一畳のパネルに、児童1人分のポスター2枚(文字札と絵札)を並べます。
ここは表現者の関口先生!
一列に並べた時、ポスターの色合いや文字札の内容がばらけるように、掲示の仕方も注意深く確認します。



次は、学校内に掲示するB3サイズのポスターを貼りに行きます。
とても広いけやき小学校…
掲示する場所を、あらかじめ関口先生とジャンル分けしておいたので、分担して掲示します。
昇降口付近、廊下、ランチルーム、教室の近く、どこでもOKなどなど。
関口先生は、30枚ほどあった「どこでもOK」ジャンルのポスターを手に、学校内を東奔西走です。
どこに貼ろうか、楽しそうに掲示していました。(この作業も実はとても楽しみにしていたようです)

1時間半後、無事に120枚のポスター掲示が終了し、授業が開始しました。

最初は「講評会」です。
1枚1枚、先生が真剣に作品について話します。
「文字札の言い方が面白いね!」「筆の線がいいね」「絵が楽しそうに見えるね」
先生が作品のよいところを見つけて、コメントしてくれているので、みんな真剣に聞いている様子でした。
伝えたいメッセージを、そのまま言葉にするのではなく、言い方を少しひねったり、伝えたい絵の部分を大きく強調したり…ポスターとしてとても効果的に完成された作品たちでした。


次は、学校内に掲示されているポスターを「見学ツアー」です。
文字札はあったけど、絵札はどこかな?自分の作品はあった?
今回は時間の関係で、全部は見られませんでしたが、学校内でもポスターカルタ遊びをしてみてくださいね。


次は、図工室に移動して「カルタ遊び」です。
4グループに分かれ、札を読む児童と絵札をとる児童に分かれます。
さすがに自分の作品は、みんな早くとります!歓声や楽しそうな声が図工室に響きわたっていました。


最後に、児童のみんなに缶バッチのプレゼントをしました。先生のイラストが描かれた缶バッチです。
猿と鳥と犬の3種類があったので、くじびきで取りました。


授業が終わった後も、給食の時間ということを忘れ、スタッフに、サインやイラストをねだる児童たちでした。


2月22日と3月7日の2日間にわたる授業が終了しました。
関口先生、卒業生の江畑さん、学生の金子さん、齋藤さん、唐木田さん、けやき小学校の山崎先生、準備から打ち合わせ、作業、授業当日等々、ご協力いただきどうも有り難うございました。
出前アート大学は、色々な方のご協力がなければできません。
これからもこのような交流を大切にしながら、続けていきたいと思います。
(田中)

Posted by 出前アート大学 17:17  

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