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祐乗坊 進先生と現地へ

先週の23日(土)、祐乗坊先生、坂井理事と一緒にくれアドベンチャースクールへ打合せに行ってまいりました。
現地への下見・打合せは2回目となりますが、今回は講師の先生が実際に現場へ訪れ、くれアドベンチャースクール代表の山元利成さんと直接お話をすることで、授業内容を詰めていきます。



授業のために、山を探索です。くれアドベンチャースクールの山元さんにご案内いただきました。


見上げると、いろいろな種類の植物があります。


こんな葉っぱや実を拾いました!


授業のキーワードは「火」。ここから発展して、いろいろな体験をします。
タイトルも決定しています。

『焚き火でアート・イート・ウィット』(art・eat・wit)

アー、イー、ウー!なんとも語呂の良い感じ!参加してみたくなりませんか?
もちろん、内容も充実していて楽しそうなのです。

授業は、3月29日(土)13時〜15時、30日(日)10時〜15時の2日間開催されることになりました。
あとひと月後ですね。祐乗坊先生や現地の方と連携を取りながら、準備を進めてまいります。

今回の打合せでは、呉市のボランティア団体を支援する、呉サポートセンターくれシェンドの理事長 上元新一郎さんと事務局 井上孝子さんとお会いしました。校友会広島支部 前支部長の中村鳳善さんにも再びお世話になりました。
授業の際には、みなさんとお目にかかれること、またお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、ご報告をお楽しみに!

(中井)

Posted by 出前アート大学 9:46  



けやき小学校1日目授業!

今回の授業は、「かるたdeポスター」と題して、
関口尚(たかし)先生に講師をしていただいています。
児童は、ポスター制作に挑戦中です。といっても、ただのポスターではありません!
カルタの形式をとっているので、文字札と絵札の2種類を制作しています。

「かるたdeポスター」の授業は、2日間にわたります。
2月22日の1日目は、文字札となるメッセージを考えて、絵札となる絵を描きました。

まずは、関口先生から、世界のポスターの紹介です。
木の切り株が真っ赤に描かれているポスターや、
犬のフンと犬が描かれているポスターetc...
このポスターを制作した人はどんなメッセージを伝えたかったのかな?
たとえポスターに書いてある文字が読めなくても、
その人が伝えたかったことは、絵から想像できるねという話をしてくれました。

さて、いよいよ皆さんもカルタの制作です。
文字札の頭文字となるひらがなを、くじで引きます。
あ~んの46文字が袋に入っています。
文字札が決まったら、休み時間です。

休み時間は、世界のポスターを改めて見にきたり、関口先生の作品を
見に来た児童に、関口先生は囲まれていました。
関口先生の作品が、児童に笑われていたのは、意外だったようですが、
嬉しかったそうです。

休み時間後、関口先生からメッセージの伝え方と絵について、補足説明です。
「うがいてあらいをしよう」を伝えたい場合・・・
「うがいして、てあらって、へこいて、ねよ」と言っても楽しいよね、
でも、もっと展開させて、
「かえるのうたがきこえてくるよ~ガラガラガラガラペッペッペー」
と「かえるのうた」のようにしたら、もっと楽しく伝わるよね。
関口先生は、伝えたいメッセージをそのまま伝えるのではなく、
どうやったら多くの人に目を留めてもらえるかを考えて、制作をしています。
少し違った視点から見ているのですね。
児童も、もっと面白く伝わるように、頭をひねりながら挑戦します。

メッセージを考えます。

アイディアが浮かんだら、関口先生に見せに行きます。
この部分はいいね!ここは思いっきり省いて、ここの部分を強調したら?
などなど、関口先生の視点で励ましが入ります。

メッセージが決まったら、絵札となる絵を描きます。
A3サイズの画用紙に墨汁を使います。

絵を描いたら、その上にトレーシングペーパーを貼り、色鉛筆で色を塗ります。
19色用意した色鉛筆から、3色を選びます。
というのは、この絵はスタッフがスキャン(パソコンに取り込んで)して、
データにして、印刷屋さんで出力するのですが、
墨の黒と合わせて4色を使うことになると、データが軽くなって、
枚数が多くなっても作業がしやくなるからです。

1日目の授業はここまでです。
今週は、アシスタントスタッフが本学の上野毛キャンパスに来て、作業をします。
A3の画用紙に描いた作品が、最終的にB2サイズ(51cm×73cm)とB3サイズ(36cm×52cm)
に仕上がります。
スタッフの作業の様子は、今週また報告します!
(田中)

Posted by 出前アート大学 11:52  



1日目の授業が終了しました!



本日、西東京市立けやき小学校で1日目の授業を行なってきました。
関係者の皆様、おつかれさまでした!

明日、FM西東京(84.2MHz)「ふるさと一週間」番組内の「西東京エリアニュース」のコーナーにて
授業の様子が放送されます。
西東京市や周辺地域にお住まいの方は、ぜひ聞いてみてください!
授業中の様子や、児童の感想、先生のコメントが聞けますよ。
*11:10~11:40の間に、3~4分ほどとりあげていただけるとのことです。

授業は3月7日の2日目に続きます。
詳しい報告は、来週のお楽しみに!

(田中)

Posted by 出前アート大学 17:35  



『こもれびの咲く夜』 


11回目の長野県千曲市立五加小学校で講師をしていただいた、
木村崇人さんの作品が、横浜の山下公園で見られるそうです。


以下、木村崇人さんのウェブを転載します。
地球遊便

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3月2日 横浜の山下公園にあの『こもれびプロジェクト』がやってくる!!
『こもれびの咲く夜』は一晩だけのファンタジー!!

たった一晩だけ、星のこもれびが咲く夜を見に来ませんか?

『星のこもれびプロジェクト』といえば・・・
越後妻有トリエンナーレ2006で、たった二時間の展示に400人近い人が押しかけた話題作。
あの、幻のような『星のこもれびプロジェクト』が、一晩だけ山下公園にやってきます!!

今回は20メートルの高所車から星型の光源を設置。公園の木々の下に星のこもれびを作り出そうという作品です。
この星のこもれびを、虫取り網ならぬ『星とり網』で捕まえちゃおうというのが、何ともユニークでロマンティック!!
参加者が作品に取り込まれて、星のこもれびの中に入ってしまう姿は、本当に幻想的です・・・

ほんの一晩だけの夢のような作品・・・あなたも星を捕まえにいらっしゃいませんか?

(田中)

Posted by 出前アート大学 9:09  



けやき小学校の事前ミーティングを行いました!

西東京市立けやき小学校の授業「かるたdeポスター」まで、あと10日を切りました。
関口先生や小学校の山崎先生と連絡を取り合いながら、着々と準備を進めています。

昨日は、講師の関口先生とスタッフが集まって、ミーティングをしました。
当日関わるスタッフの顔合わせをして、授業内容を前もって知っておけば、授業を円滑に進められるのでは、との思いからです。

集まったのは、関口先生、末房理事、グラフィックデザイン学科の学生スタッフ3名、卒業生のスタッフ1名と事務局3名の9名です。

自己紹介、校友会や出前の活動紹介、授業内容の説明をしたあと、関口先生の作品を見ました。
海外や日本での作品の反応の違いや、作品を発表することの難しさ、予備校・学生時代の話まで(!)伺いました。

授業で使用するも道具の確認です。
今回は筆や墨汁を使います。

授業で行う工程を、注意点を交えながら説明してくださいました。
授業の詳細はまだ秘密ですので、ここまでしかお伝えできませんが、写真とタイトルから想像してみてください。
報告をお楽しみに!


最後に…
もうすぐバレンタインデーということで、学生スタッフが関口先生へ、動物の形をしたチョコレートをプレゼントしていました。
カバやキリンの形をした手のひらサイズのチョコレートの精巧さに、話が弾みます。
関口先生とスタッフの、ほのぼのした雰囲気を垣間見ることができることができて、授業をする楽しみがまた増えました。
(田中)

Posted by 出前アート大学 16:24  



2008年度実施校の募集を始めました!

2月初旬より、2008年度(2008年4月〜2009年3月)の出前アート大学実施校の募集をしています。
私たちの趣旨に賛同され、ぜひ出前アート大学に来てほしい!という小学校や各種団体の方々、まずは下記のページより、応募方法をご覧頂き、募集要項を請求してください。

募集要項請求フォームはこちら

2008年度はどんな出会いがあるでしょうか?
出前アート大学実行委員会のメンバー一同、皆さまの応募をお待ちしております。

(中井)

Posted by 出前アート大学 9:23  



講師の先生が決まりました!



授業No.021くれアドベンチャースクール(広島県)での講師の先生が決定しました。
呉の里山で授業をするにはぴったりの!祐乗坊 進(ゆう環境デザイン計画代表取締役、環境カウンセラー)先生です。
名字は”ゆうじょうぼう”と読みます。素敵なお名前ですね。多摩美術大学では、自然や環境をテーマに授業を教えられています。

先日、菅原理事と坂井理事と事務局の中井で祐乗坊先生の事務所へお邪魔をし、初顔合わせをしてまいりました。
祐乗坊先生との出会いは、何かに導かれるように決定をしました。(ご紹介くださった柏木 弘先生、ありがとうございます!)
人と、場所と、時間と…この要素ががっちり合って、今回の講師が決まり、また、祐乗坊先生と実際にお会いしてみると、そのお人柄、考え方、夢をもって活動されている姿から、まさに呉での授業にふさわしい方であると、担当者共々深く実感いたしました。

現在、授業内容を検討中です。
詳しくはお伝えできませんが、打ち合わせの中で先生が言った言葉が印象に残っています。
”引き出しの中に残っている捨てられないもの(たわいのないもの)、ずっと残っている、持ち続けていられるもの…”
そんなものを作れたら良いですね、と話されていました。体験する授業になるか、または作品として残る授業になるかも未定ですが、身近な自然環境を通して、自分のこころの在処を再確認できるような授業になるのではないでしょうか。(勝手な判断です!すみません)

まだまだ祐乗坊先生とお会いしたばかり、これから先生の魅力を存分に知って、そしてくれアドベンチャースクールの皆さんへ授業をお届けいたします。

随時、ブログにて経過をご報告いたしますので、楽しみにしていて下さい。



先生が活動されている「炭焼き」のお話を沢山伺いました。一本杉炭やき倶楽部の代表を務められています。写真は、蓮根や松ぼっくりのお花炭。自然の姿って、美しいですね。担当者3名、おみやげにお花炭を頂いてしまいました。ありがとうございます!


(中井)

Posted by 出前アート大学 16:49