体にも気持ちがあるのだ！
2007年10月24日水曜日
19日の金曜日に寄居町立鉢形小学校にて出前アート大学を行ってきました！
「体にも気持ちがあるのだ！」と題して、ダンサ－・振付家の松本大樹先生が授業をしました。
言葉や視覚を使わなくとも、身近にいる人の気持ちがを感じられることもある。
触ったときに手から感じる気持ちを大切にしたい、子ども達が感じる気持ちを引き出したいという思いから、今回の授業ができました。
「2週間ほど前に児童たちに会った時、とても元気で、どんな反応をするのか予期できない！」
「子ども達からいろんなことを学びたい、どんな反応をするのか実験をしてみたい！」と言っていた松本先生。どんな授業になったのでしょうか？
順を追って紹介したいと思います。
今回のメンバーは8名。
講師の松本先生、写真撮影の津田さん、ビデオ撮影の向田さん、担当理事の和田理事、坂井理事、見学の菅原理事、事務局の中井、田中です。
北海道での授業から始まった、スタッフ全員で掛け声をして授業が始まります。
さっそく、児童たちが元気にかけ足でやってきます。
まずは名札を書きます。
・ウォームアップ
体育館の中を歩き回ったり、走り回ったりして、体を慣らします。
・体育館ツアー
今日使う体育館を知りたいという松本先生の思いから、ツアーをしました。
まずは体育倉庫。
26人の児童がやっと入れるほどの体育倉庫で、好きな体育用具を1つ選びます。
目をつぶって、どんな感触か確かめます。
次は、のぼり棒です。
目をつぶって、手や足で一歩一歩確かめながら、登ったり降りたりします。
一人一人から感想を聞くと、
「どこに手や足をかけてよいか分からなくて、ドキドキした」
「全然こわくなかった！」
・パンチをするときに感じる気持ち、手を握ってもらったときに感じる気持ち
空に向かってパンチをします。
100%の力でパンチ、50%の力でパンチ、0%の力でパンチをしていきます。
そのあと、児童は一列になって、児童がパンチするときの格好や表情をします。
そこに、松本先生が一人一人の手を握っていき、気持ちにどんな変化がおとずれるか、感じてみます。
お友達同士、担任の髙橋先生とも手を握り合います。
ニコニコした表情、恥ずかしそうな表情、児童の顔がだんだんと変化していきました。
・新聞紙を体から落とさないように、走る
マットを壁に置いて、新聞紙をもった松本先生や髙橋先生を通過し、壁に向かって飛び込んでいきます。
後ろ向きに走ったり、新聞紙を丸めてぐしゃぐしゃにしたり、色んな遊びを発見します。
最後は新聞紙だらけの体育館となりました。
ちなみに、松本先生も、スタッフも誰も予期していなかった光景です！
・児童からのプレゼント
松本先生へ感謝の気持ちとして、児童からプレゼントをもらいました。
マテバシイというドングリを彫って、笛をたくさん作ってくれたそうです。
・缶バッチのプレゼント
缶バッチをもらうとき、目をつぶって感触を確かめながらもらう児童がいっぱいいたのが、印象的でした。
松本先生から、手のひらを握ってもらったこと、お友達と手をつないだこと、どんな気持ちになったのでしょうか？
最初は元気ではしゃいでいた児童が、最後はだんだんと静かに、感触を確かめていました。
また、新聞紙1枚で楽しく遊びを発見していく姿に、改めて子ども達ってすごいなぁ…と気づかされてしまいました。
なお、昨日の読売新聞埼玉北版の地域欄に、授業の様子が掲載されています。
お持ちの方はぜひご覧ください！
最後になりますが、講師の松本大樹先生、校長先生、教頭先生、髙橋先生をはじめ鉢形小学校の先生方、ご協力いただきありがとうございました。
（田中）
Posted by 出前アート大学 15:35
カテゴリー: No.017 寄居町立鉢形小学校
いよいよ明後日です！
2007年10月17日水曜日
いよいよ、17回目の授業が明後日となりました！
ダンサー・振付家の松本大樹（たいじゅ）先生と埼玉県寄居町立鉢形小学校の1年生が、授業を行ないます。
今月4日に、松本先生と一緒に小学校へ行きましたので、その様子を報告します。
小学校の先生方との打ち合わせ、授業場所となる体育館を見学した後、児童の教室に行きました。
松本先生が教室に入った途端、「イケメーン」という声があちらこちらから聞こえてきました。
とても元気な1年生！
松本先生が自己紹介をしたあと、「ぼくは何にでもなれます」と言って、「とけい」になりました。
児童たちが、しりとりをしていき、出た単語に松本先生がなりきります。
コマ→マントヒヒと続いていきます。
「やりたい人？」と松本先生が聞くと、児童たちが一斉に前に出てきました。
写真は、「うんち」の格好をしている児童たちです。
最後に髙橋先生が、「松本先生の授業、楽しみな人？」と聞くと、「はーい！」と元気な声で答えてくれました。
今回の授業は、体にも気持ちがあるのだ！というテーマで行います。
具体的にどんなことをするのかは、まだお伝えできませんが、目で見る以外にも、お友達や身近にいる人の気持ちを感じ取れるヒントになる授業にしていきたいと、松本先生からのメッセージです。
鉢形小学校は、「人権」をテーマに、人を褒めあい、助け合うこと大切にされていらっしゃいます。
今回の授業は、とてもぴったりだと、小学校の先生方も楽しみにしてくださっており、運営する側もとても励みになっています。
小学校の先生方、児童のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします！
（田中）
Posted by 出前アート大学 17:18
カテゴリー: No.017 寄居町立鉢形小学校
小さな作品集
2007年10月15日月曜日
先月、北海道の上士幌小学校で行なわれた授業で、後日小さな作品集を作成すると
お伝えしました。
仲田先生が編集をしてくださり、先日完成いたしました！
毎回、授業の記念に作ったらいいね、と周りの方からの反応は上々です。
（今回は授業の一環として作りました。）
上士幌小4年生の皆さんの元には届きましたでしょうか？
大きくなっても、大切に持っていてくださいね。
（中井）
＊作品集作りにこちらを利用しました。
Photoback.jp
Posted by 出前アート大学 9:45
カテゴリー: No.016 上士幌町立上士幌小学校